散々AudaciousでMIDIを再生しようとしてあれこれ頑張ってみたものの、納得の行く音を鳴らせるSoundfontは大抵大容量フォントで、結果的にAudaciousの動作が重たくなる。
動作重視で軽容量のSoundfontを設定すれば、確かに快適だがやっぱり音が納得行かない。
それに何より、同じサウンドフォントを使っているはずなのに、Windowsで使っていた
「Fittle」(の中の
bassmidi.dll)で再生される音と微妙に違う気がするし、なによりFittleだと大容量のSoundfontも割と軽快に再生される。
…なんとなく、Wine経由で起動させても軽いんじゃないだろうか、ということで試しに起動してみたところ、あっさり起動したばかりか、Soundfontを読ませる設定にしてMIDIファイルを再生させてみたところ、Audaciousだともっさり動作だった「fluid」音源もサクサク動いた。Firefoxでネット閲覧しながらとか、V2Cで2ちゃん閲覧しながらでも曲が止まらない。その上Windowsの時と同じようにタスクトレーに収納される。Wine側の設定の関係だろうが、表示文字が汚い以外は問題なく動作する。
いや、さ。Linux使うんだから出来ればLinux用のソフトを使いたいわけで。例えばツクールゲーみたいに「Linuxに変わりとなるものが存在しない」ものに限ってWineを使おうと思っていたのに、「Linuxでも使えるけど、便利だったからWindowsソフトを使おう」というのは、なにか負けたような気がする。
でもFittleはものすごく軽快に動く上に、現時点ではMIDI再生はこっちのほうが上。更にはAudaciousだとMIDIとMP3の音量が違うので、いちいち音量調整をしないといけないのが地味に面倒。
Timidityを導入した上で最終的な判断を下すとは思うが、多分MIDI再生に関しては「Wine経由でFittleを起動」という事になると思う。すごく負けた気がするが。
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