そういえばUSBメモリが死んでという件ですが、中途半端にアップデートしてたせいでうまく動作できなかったようで、ダメ元でアップデートかけたら普通に起動するようになりましたが、不安があるので頃合いを見かけて新しいUSBメモリを購入して、Kona Linux Lightを入れなおそうかと思っています。
で、本題。
「雷子」というゲームがありまして、3DSとPSVitaで、
「雷子」と
「雷子−紺碧の章−」と2タイトル発売されています。
それぞれ単品でも遊べる作品ですが、4部作予定。」
「雷子」を簡単に言ってしまうと「女体化三国志の皮をかぶったえげつない三国志」
「雷子−紺碧の章−」は、春秋戦国時代の「呉越戦争」を扱った、更にえげつない作品。
シミュレーションRPGだけどシナリオが秀逸で、なおかつプレイする人の心を容赦なく抉っていく展開。
暴力・セクシャル要素(男女・男男)があるけれど、そういった要素も必要だから入れたので、いわゆる『萌え』はイラストから感じられてもストーリーからは感じにくい、そういうゲームです。
で、長々と書いたのには理由があって、昨日(3/2)、突然
「雷子」がPCでフリーゲーム化されたわけで。
製品版との違いは、登場人物の声が削られたこと。
実は「雷子」での声優さんが結構豪華で、最近の声優さんに詳しくない自分でも知ってるクラスの方が担当されているほど。
なのでフリーゲームになる際に削除されるのは仕方ないかと。
で。
フリーゲーム自体は当然Windows対応。Linux対応ではない。
しかし、Unity製なので動作そのものは軽快。これならLinuxでもwine使えば動くのでは。
…という事で試してみた。
結論から言えば、Kona Linux Jack2.3に最初からインストールされてた、wine1.4.1で動作が確認できた。音も問題なく流れた。
操作もキーボードで可能。…だが遊びにくい。
Windowsで起動したときは、ゲームパッドで普通に遊べたので、wineで起動させた場合でも動けばいいのになと淡い期待を持って試す。が、ダメ。うんともすんとも言わない。
Linuxでゲームパッドを使いたい場合の方法として、「joystick」と「jstest-gtk」をインストールする方法があるとのことで、とりあえず導入。
$ sudo apt-get install joystick
$ sudo apt-get install joystick jstest-gtk
これで jstest-gtkが「システムツール」に登録されるので、そこからコンフィグを行うんだが、うまく設定できず。
…というか、Windows用のゲームなんだから、
JoyToKeyで設定すればいいのでは。
ということで試した結果。
現在配布されれている最新版(5.9)だと、手持ちのゲームパッド(BUFFALO製CLASSIC USB GAMEPADというSFC風ゲームパッド)との相性が悪いらしく、うまく設定できず。
ただしふるい安定バージョン(5.2.1)だと問題なくwineで起動出来て、割り当て設定も可能。
あとは雷子のReadmeにある、操作方法を確認しながら割り当て設定を行うだけ。
というわけで、無事起動も出来てゲームも遊べましたとさ。
ただし音声がないので一部の魅力は減ってしまってはいる。
このゲーム、クリティカルが出るとカットインが出てボイスがつくんだが、趙雲の攻撃が「貫通」な関係で一度に複数の敵に対してカットインが発動しやすく、ボイスがかっこいいのに面白いことになりがちで。そこは製品版出ないと楽しめない部分かと。
あと、軽いネタバレになるが、このゲームの馬超は趙雲とどうにか良い仲になりたい設定。そしてその馬超のCVは斎賀みつきさん。超イケボ。
…気になるなら製品を購入してください。お願いですから。
あと、切実な問題としては、製品版よりややPC版のほうがキャラクターが縦長なのが。
こちら3DS版を、スマホで撮影したもの。
こちらはPC版をスマホで撮影したもの。
色合いとか画像の悪さは置いといて、ちょっとPC版のほうが細長いのが。
なので、PC版を遊んで面白いと思ったり、声がきになったらぜひ製品版を。
「紺碧の章」に関しては、どちらを購入しても違いはないけれど、「雷子」に関しては3DS版とVita版で主人公の声が違ったり挿入曲が違ったりするので、どっちを購入しても楽しめますぜ旦那。
ちなみにPC版雷子は、Vita版ベースなので、3DS版を購入して違いを楽しむという方法もありますよ旦那。
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