前のエントリで愚痴った「コピー&ペーストのペーストが効かない問題」に関して長い長いおはなし。
折角なので再セットアップでHDDをきれいにしてしまおうとしたものの、なぜかリカバリディスクの読み込み中にXPが立ち上がる。HDDより先にCDを読み込むようにBIOSで指定してもだめ。取説の通りでもなぜか駄目。
「ダイナブックをもっと楽しもう」を参考にして起動してみようとするもやっぱりXPが立ち上がる。
要するに、XPがあるから駄目なんだろうという結論になった。それなら、折角なのでLinuxを試しにインストールしてみようということで、
LinuxBeanをほかのOSを削除する形でインストールしてみた。
インストール中にお風呂でもと思っていたのだが、まごまごしてるうちにインストールが終わってしまった。恐らく30分も掛かっていない。大昔にHDD交換で無印のXPを再インストールしたときは半日がかりだった記憶があったので身構えていたのだがなんということでしょう。
ざっと、というほどでもないが、よくわからないままあれこれ触ってみた感想。
最初から「Opera」が入っていたのだが、OperaよりFirefoxのほうが使い慣れていたので導入を試みる。
「linuxBean 設定ウィザード」から「Firefox」が簡単にインストールできるようになっていたので利用したが、こちらは2バージョンほど古いもの。最新版にアップデートしたかったのだが、その方法がわからずにまごまごする。設定ウィザードからではなく、直接webから最新版を落としたほうが早かった気がする。
そして、落としてきたはいいものの、どこに解凍しておいておけばいいのやら、ショートカット的なものを左のランチャーのようなものに入れたいのだが方法がわからなかったりと、結局はよく判らないまま。
ただ、判らないなりにもFireFoxは起動できたし、あれこれ使えてはいたので、初期状態でそのまま使うのなら問題はなさそう。よく判らないのは自分の勉強不足なだけだし。
(※パソコン初心者の方は敷居の低いLubuntuやPuppy Linuxをご利用下さい)とあるだけあって、そこは「自力で当たって砕けろ」なんだろう。
Wineが最初から入っていたので、試しに「Elona」を起動してみたが、音が鳴らなかった。そういえばMIDI関係を設定しないと駄目だとかどこかで見た記憶があった。今の所はそこまでするつもりはなかったので、起動したのを確認して終了。
次に
「Zorin OS」 を導入。こちらはLiteのほうをLiveCDの形で試してみた。
ぱっと見た感じがすごくWindows。2000風味らしいが、まあWindouws風味。
LinuxBeanよりもこちらの方が操作しやすい気がする。こちらにもWineが最初から入っていたが、面倒だったのでこちらは起動確認しないまま終了。
ついでに
「Puppy Linux」も導入。今の主流らしい「Ubuntu」とは別ベースとのことなので、こちらで慣れると、後でUbuntu系に乗り換えるときに面倒だとか、あまり初心者向けではないとはあったが、インストール後の説明文の丁寧さではトップクラスだったと思う。出てくる文章がとにかく易しく親切で、妙な安心感があった。よく判らないが、ついていってもいいかなと思わせる安心感。リアルにいたら多分宗教のお誘いかなと思いそうな安心感だが。
すぐできる「動作が重くなりそうなあれこれ」で思いついたのが「動画再生」だったので「LinuxBean」と「Puppy Linux」でそれぞれニコ動のアニメ動画を再生してみたが、どちらも問題なく視聴できた。時間帯の関係と無課金なのでどちらもエコ品質だったのはご愛嬌。
たぶん面倒なんだろうなあと思うが、触ってみた感触がよかったので、PuppyLinuxをとりあえず第一候補にあげることにする。
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