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2024-04-30(Tue)

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2020-10-05(Mon)

Linuxで電子書籍は作れるのかと気になったので

久々というか1年以上間が開いてる上に、その前も1年以上開いてますがな。いや、メモ帳代わりのブログなんで、特にメモすることがなかったということでいいんですけどね。


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1年ぐらい前にAmazon専用タブレットこと「FireHD」を購入し、電子書籍を読んだり中身いじれないかとアレコレしてたんですが、最近になって、「自炊したり自作した電子書籍入れられるのでは」と気づきました。今更すぎた感もありますが。
で、とりあえず検索した結果、PDF化してるならAmazonDrive経由などで端末にデータを送ればPDFは見れるとのこと。

またPDFファイルを、FireHD購入時にもらったメアドに添付して送付する(Send-to-Kindle)ことで、自動的にKindleで読めるようになるそうです。

上記のことを検索したてるうちに、「Linuxで電子書籍(文章メイン)作れるんだろうか?」という疑問に行き着き、ちょっと確認してみた。


1・PDF化に関して


ここらへんはLibreOffice WriterなりWPS Writerでデータを作成すればいいだけなので特に問題はなし。

「同人誌用文庫テンプレート ワード用」とかで検索するとテンプレートが出てくるので、これを活用すればいいんじゃないかな。

あるいはTateditorを使うとか。縦書きできるのでTateditorさん大好きですし、PDF化する際の設定にやりがいを感じます。

そう言えばLinux系のテキストエディタで縦書き出来るのってTateditorさんぐらいか?

個人的に推してる威沙(いずな)に関してはWeb版がおすすめ。インストール版だと細かな設定が可能だが、Windows用でWine経由で起動するとPDF処理ができない問題があります。Wineで動かすアプリ全般で、PDF関係がだめらしいので仕方ないですね。そもそも無茶してるわけだし。



2・epubに変換するアプリ



Windowsで試した時に一番わかりやすかったのがLeMEでした。
Wordとtxtに対応していて、公式サイトに使い方がかなり細かく掲載されているので、初心者でも使いやすいです。

しかもフリー版とライセンス版の違いがほんの僅かなので、使って気に入ったら投げ銭感覚でライセンス購入ができます。

なによりマルチフラットフォーム対応でUbuntu18.04に対応してます。…が、KLUE3.0だと「LeME.sh」実行時に以下のエラーがでます。

/home/***/LeME/bin/LeME: /lib/x86_64-linux-gnu/libm.so.6: version `GLIBC_2.29' not found (required by /home/***/LeME/bin/LeME)
/home/***/LeME/bin/LeME: /lib/x86_64-linux-gnu/libm.so.6: version `GLIBC_2.29' not found (required by /home/***/LeME/lib/libQt5Pdf.so.5)
で、
$ /lib/x86_64-linux-gnu/libc.so.6
で確認したところ、
GNU C Library (Ubuntu GLIBC 2.27-3ubuntu1.2) stable release version 2.27.
Copyright (C) 2018 Free Software Foundation, Inc.
This is free software; see the source for copying conditions.
There is NO warranty; not even for MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A
PARTICULAR PURPOSE.
Compiled by GNU CC version 7.5.0.
libc ABIs: UNIQUE IFUNC
For bug reporting instructions, please see:
<https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/glibc/+bugs>.
…とのこと。バージョン古いですね。

更新すればいいのは分かるが、正直面倒だなあ、あんまり内部いじりたくないなあ、でとりあえずLinux版LeMEは使わず、Wineを利用してWindows版LeMEを起動することに。

こちらは問題なく動作します。



同じクロスプラットフォームならSigilもありかも。
こちらも寄付を受け付けているので投げ銭できます。

ただし海外産なので縦書きの概念が薄く、XMLを見ながら縦書きを指定する必要があります。
一方でHTMLタグが分かるなら色々できるので、凝った作りにしたいならこっちがおすすめかも。

横書きのテキストをそのまま流し込みたい時もいいかもしれない。


こちらもクロスプラットフォーム。電子書籍管理アプリだがPDFファイルなどをepubなどに変換できます。寄付可能。
ただし古いバージョンだと縦書き非対応。最新バージョンだと縦書きに対応しました。
自分が8月ごろにソフトウェアセンター経由でインストールしたときはバージョン3ぐらいでした。
10月5日現在の最新バージョンが5.1.0なので、可能なら公式サイトから取得したほうがいいです。
あまり触ってないのでPDF以外の変換はわかりませんが、わかればいけるんじゃないかなと。




いずれの場合も検索かければそれぞれに対応した電書の作り方が見つかったので、安心して電書作って遊べるし、うっかり一次創作で薄い電子の本をLinuxで作りたくなった時もさほど困らないなと思いましたよ。やるかどうかはともかく。
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現在はKLUEに移行してます。

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