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2024-04-30(Tue)

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2021-07-03(Sat)

HDDからM.2SSDに変えたら大変だったという話 の続き

前回の続き。話が長い。


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1・KLUE4のインストールとブートローダーの修復


前回の失敗はWindowsが入っているHDDを刺したまま、外付けSSDにKLUEをインストールした関係で、ブートローダがWindows側に行ってしまったこと。その結果今回のWindowsが入ってるHDDをクローンした際にLinux側にも問題が出たんじゃないかな、多分。なので、今回はSSDもHDDも外してインストールしようね、と思ったのに、外すの忘れてインストールしてしまった。馬鹿か貴様は。いや、HDDは外してたんだ、M.2SSDの存在をうっかりしてただけで。

手順は覚えて入るが、なにか間違いがあったら嫌だったので検索し、自分の過去のメモと、「Ubuntu 20.04 LTS インストール方法(外付けドライブ用)」を参考にした。

今回のパーティションは次の順番で切った。
sdb:1 FAT32 512MB
sdb:2 swap 8GB
sdb:3 ext4 100GBぐらい(/を忘れずに)

M.2SSD外してたら多分sdaになってたはず。そしてブートローダーもちゃんと収まってたはず。


インストール時の手順としては、
1・基本的には指示に従う
2・インストールの種類は「それ以外」
3・EFIシステムパーティションを「基本パーティション」「領域の始点」「利用方法はEFIシステムパーティション」に指定して切る。
4・Linux swapをメモリに合わせて切る。
5・残りの領域はext4にして、マウントポイントを入れて切る。
6・あとは指示に従ってインストール。
7・終わったら再起動かける。

再起動したら初起動おなじみのアップデートまつりが始まるので、しばらく放置しつつ、保存してた各種データをフォルダ作った上で移動。アップデートまつりが終わり次第、必要なソフトをインストールする。
デフォルトでVivaldi入ってるかなと期待したがそんな事はなかった。
メーラーもSylpheedを使っているのでインストール。
テキストエディタもGeanyとTateditorを使ってるのでこれもインストール。
オフィスソフトはデフォルトでLibreOfficeが入っているが、古いバージョンのWPS(KingsoftOffice)を愛用してるので、こちらも手持ちのものをインストールし、日本語化ファイルを入れる。最新版は日本語化する手段がないとか聞いたのと、日本語化されてないとルビがふれないなど使い勝手があまりよくないので古いバージョンを。Windows版として販売されているものはそこそこ使えるんだけどなあ。Linux版は無料だから仕方がない。

一通りやることをやってから一旦終了。念の為M.2SSDを外して起動してみたが案の定起動せず。M.2SSDを差し戻し、ついでにデータの入ってないHDDも刺して、KLUE4を起動し、boot-Repairをインストール。「おすすめ修復」をクリックしたら、すんなり通って修復完了。確認のためまたHDDとSSDを外して起動確認したところ、無事起動したので、HDDとSSDを戻す。なんというか、無駄な手間が多すぎる。

本来ならここでWindows側に入ってしまったブートローダーを削除すべきなんだが、入ったままでも問題がなさそうなので削除はしなかった。ココらへんの手間を惜しむから駄目なんだろうな。

2・HDDをデータ置き場にする


ここからは主にWindows側の話。

Windowsの「Documents」「Downloads」「music」フォルダをHDD側に作り、Cドライブ指定されてるフォルダを外付けHDD側とリンクしてやる。music以外はCドライブ(SSD側)に置いといてもいいんだが、しょっちゅう変更しそうなフォルダはHDD側のほうがいいかなということで。


手順は次の通り。
1・HDD側に各種フォルダを作成し、データを移動。
2・Cドライブの各種フォルダを右クリックし、プロバティの「場所」からHDD側に作ったフォルダを指定し、「移動」をクリック
3・しばらくするとリンクが完了する。

ここで一旦Windowsを終了し、Linux側からもHDDが見えるかを確認しようとしたが、認識しない。HDDそのものを認識してないのかと思ったが、GPartedを起動したらHDDを認識してる。なんだろうと検索したら、デフォルトだとUbuntuはexFATを認識しないとのこと。認識されるにはexfat-fuseとexfat-utilsが必要とのことだったのでインストールしようとしたらすでに最新版が入ってる。なのに認識しない。
うん、面倒だ、フォーマットし直そう。となるのは悪い癖だとは思うんだが、確実で早い方法がフォーマットし直しならやっちまうわなと。

一旦Windowsで起動し直し、HDD内のデータを外付けHDDに移してからFAT32にフォーマット。と思ったんだが、Win10だとデフォルトでFAT32でのフォーマットできないのな。仕方ないので「I-O DATA ハードディスクフォーマッタ」をインストール。今回急いで作業を行う必要があったので、検索かけて上位に出て、アイオーデータ製だったのでこれを使った。多分もっと便利なソフトもあるかも知れないし、Linux側で作業してもよかった。

フォーマット後にFAT32だと4GB制限がある事を思い出したが、DLsiteで購入する音声データって圧縮データの時点でも4GB超えてたような。保存できませんと出たときはSSD側にDLして、解凍後にHDD側に移そう。解凍さえしてしまえば4GB以上の単一データはないハズ、多分。

フォーマット後、改めてデータを戻したんだが、このとき外付けHDDの調子がおかしくなる。電源は入ってるがうまく起動しないというか、HDDから異音はしてないので、電源周りの問題か内部温度の上昇が原因かと。何度か起動し直してつながったタイミングで急いでデータを戻す。

外付けHDDって、扇風機の風を当てたら温度下がるんだなと、Windowsにインストールしてた「CrystalDiskInfo」を見ながら思った。PC内部の温度を下げるために扇風機当てても意味ないから部屋にクーラーつけろっていう記事は見たことあったし、ノートPCの温度を下げるための外付けファンもさほど効果はないよって記事もみた記憶があったんだが。

なんとかデータを戻し、Windowsのフォルダリンクが正常に動いているのを確認してから、Linux側起動。今度はきちんとHDDを認識したのでマウントし、音楽データが再生できるかを確認。無事できたので、これでどちら側からでも認識するHDDとなった。

多分もっとスマートな方法があったとは思うんだが、まあいいや。

クラウドストレージに関しても、Windows側・Linux側両方で同じフォルダ使うほうがいいのかなとか思ったが、この手のは保存先を分散させてたほうがいいかなということで、今までどおりそれぞれ別のフォルダで保存することに。つかLinux入れてる外付けSSD結構酷使してるから、今度はこれが駄目になる事も念頭に入れておかないといけないのか。CrystalDiskInfoで確認したときはまだまだ大丈夫だったけど、念の為念の為。


なんとかかんとかで無事KLUE4も使えるようになり、なんとかなんとか元通り。
おかしいなあ、Windows入ってるHDDをクローンしてM.2SSDに変えるだけのそこそこ簡単な作業だったはずなのに、巡り巡ってKLUE4インストールしてる。不思議。
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現在はKLUEに移行してます。

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