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2024-04-30(Tue)

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2021-07-03(Sat)

HDDからM.2SSDに変えたら大変だったという話

自業自得的な流れ弾で、KLUE4はじめました。

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メインマシンとして使ってる「HP Prodesk400G5」には500GBのHDDを入れてる。
そのHDDがそろそろ容量いっぱいになりそうだが、容量の大半は音楽データなので、それを外付けHDDなりSSDなりに移してしまえばいいのではと考えてはいた。
ただ、Linuxを外付けSSDに入れて運用している関係で、これ以上常時接続する外付けHDDやらSSDを増やしたくはないし、だからといってNAS入れて運用するほどでもない、とも考えてはいた。

実はこのマシン、M.2SSDのスロットががあるため、WindowsのOSをM.2側に入れ、HDDにデータ関係を保存できることは知ってはいた。ただ、購入当時にやりたかったのは、「M.2側にLinux、HDDにWindowsOSとLinux側と共用したい画像データとかそこらへんを保存」だった。しかしそういった運用はどうやらできないらしいとあったのと、当時の予算ではM.2SSDを買うのはやや厳しかったので、結局は外付けSSDを買ってそっちにLinuxを入れることにした。

で、当初は2TBぐらいのHDDを購入して入れ替えをと思ったのだが、それよりは500GBぐらいのM.2SSDを買ってHDDまるごとクローンして移し替え、残ったHDDに音楽データを残したほうが良いような気もしてきた。なにせ現在の価格なら2TBぐらいのHDDも500GBぐらいのM.2SSDもそれほど変わらないし、何よりWindowsの起動が遅いのが気に入らなかったし。

そんな事考えてるうちに某アマゾンのセール開始。人間、なにか買おうと思ったときにそこそこ安くなりそうなセールがあるとだめですな。つい勢い余ってSSDとか購入するもの。


というわけで前置きが長くなりましたが、Windows入れてたHDDをM.2SSDに入れ替え、その上でHDDも残すことと相成りました。


1・事前準備

現在は推奨されてないとのことだが、Windows7時代からおなじみの「システムイメージの作成」で現時点でのHDDをまるごとバックアップ。
…バックアップ始めてから「あ、音楽系ファイルを別に保存かけたから削除して、容量軽くしてからバックアップするんだった」と思い出す。そこで一旦取りやめればよかったのだが、面倒になったので続行。結果、夜9時過ぎぐらいに始めたバックアップが11時頃になっても終わらず。眠いので放置して寝た。翌朝、途中でマシンがスリープモードに入ったらしく終わってなかったので、音楽データをバックアップしてから削除して、OSのバックアップやり直し。

2・M.2SSDへのクローン

セールで安かったからのとクローンソフトが無料でついてくるという理由でCrucialの500GBを選んだ。やたらとぞんあまの評価が悪かったような気がするが、ぞんあまの評価欄は信用してないので気にしないことにした。
ついでにM.2SSD用のヒートシンクも買ったが、クリックミスったのか買おうとしたのとは違うヒートシンクを頼んだことに配送後に気がついた。セールに浮かれてたんですな。

バックアップは取ったのでクローンに失敗した場合はバックアップから戻すとして、M,2SSDを取り付けて…とおもったらこのマシン、ネジついてないやん。なんで購入前にPCの内部を確認したときにネジの存在に気が付かなかったかな自分。ネジに関してはそこらへんに転がってたものがちょうどよく使えたのでとりあえずこちらを使用。後日ちゃんとしたネジを買うことにする。

Crucialについてきた、というよりDLを誘導されてAcronis True 
Imagをインスコ。内部にCrucial製品があると使えるようになっている模様。

指示に従ってHDDからM.2SSDにクローン。それなりに時間がかかるので、例によって2時間ぐらい放置して別のことしてたので、実際どれぐらいの時間がかかったのかは不明。音楽データを削除してるのでHDDの容量は80GBぐらいだったのでそれほど時間はかかってないだろう。

3・起動後のあれこれ

クローンが終わってたのでHDDを外し、M.2SSDだけにして起動しようとしたが駄目。理由は起動順を変えてなかったから。BIOS立ち上げて順番を変えて再起動したら無事立ち上がりました。

いやあ早い早い。毎日起動してなかったりアップデートの確認があったりとかもあるが、HDDだと起動終えて普通に使えるようになるまで5分ぐらいかかってたからなあ。


確認した上で一旦終了し、HDDを接続し直して再起動。HDDが認識されているがまだOS入ったまま。本来なら保険を兼ねてこのHDDは保存して、まっさらなHDDを付け替えてやるほうが安全な気がするが、まあそれはそれで。

今度はLinuxを入れてる外付けSSDを接続してLinuxを起動。やや面倒なことをしてるなと自覚はあるんだが、電源押しただけだとWindowsが立ち上がる設定にしてるため、ブート画面を呼び出して外付けSSDを指定してやらないとLinuxは起動しない。いつもは選択すればすぐ立ち上がるが、今回は「ブートの続行」などの選択肢がでる。あれと思いつつ続行を選択したらいつもどおり起動した。気になってたHDDやM.2SSDの認識だが、きちんと確認できてアクセスもできたので、あとはHDDのデータを削除し、データ保存先として活用しようとLinuxを終了。

4・HDDのデータ削除からのブートローダー問題
Windowsを再び立ち上げ、「diskpart」コマンドでHDDの中身をすべて削除。
参考にしたのはQiitaの「diskpart によるディスク全体の消去
後で「Linux立ち上げてGPartedで全消しでよかったのでは」と思ったが、その方法だと後でなんかあったかも知れない。

削除後、タスクバーのウィンドウズロゴ(クリックしたらメニューがでるあれ)を右クリックして「ディスク管理」を呼び出し、HDDのあるディスクを選択。中身がすべて「未割り当て」になってるやつがそうだが、念の為オプションで対象となるHDDかどうかを確認すること。
右クリックしたら「新しいシンボルボリューム」が出るのでフォーマットを行う。
このときNTFSだとLinux側から読めなかったはずなので、exFATでフォーマットした。

これ、あとで試験に出ますので覚えておいてください。

削除してからWindowsを終了し、改めてLinuxを立ち上げようとするがブートローダーがないと出る。そういえばLinuxインストールしたときにやらかしてて、Windows入ってるHDDにブートローダーが行ったか何かしてたんだった。忘れてた。
…あれ?クローンってHDDまるごとじゃなかったっけ?もしWindowsだけとかなら、このKLUEさん立ち上げられないとかそういうやつなのでは?

4.BootRepairがうまくいかない
ブートローダーをなんとかすればいい、というか絶対先人にやらかした人がいて対処法もあるはずだと検索したところ、「UbuntuをLiveCDで起動し、Boot-Repairをインストールして修復する」とのこと。Ubuntuのバージョンが違ってても行けるとのことなので、KLUEさんでもいけそう。Debianでも行けるんかなあ、多分行けるんじゃないかな。

ちょうどKLUE4.0入りのUSBメモリがあったので、これを起動。ちょうどあったというより、ジャンクなTransBook T100TAを買ったときに色々確認した際に作ったやつだった。
それはともかく、「設定」から「ソフトウェアとアップデート」を呼び出し、「他のソフトウェア」の「追加」をクリックして「ppa:yannubuntu/boot-repair」を追加。ターミナルからでもできるはずだし、そっちの方法が推奨されるべきだったが、時間がなかったのでこの方法をとった。

追加されたらソフトウェアセンターにboot-repairがあるはずなのでインストール。
なかったらターミナルから
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install boot-repair
でインストールされる。


あとはboot-Repairを起動させて「おすすめの修復」をクリックするだけ、なんだが

「GPTが検出されました。 BIOS-Bootパーティションを作成してください(> 1MB、フォーマットされていないファイルシステム、bios_grubフラグ)。これは、Gpartedなどのツールを介して実行できます。その後、再試行してください。または、[Separate/boot/efi partition:]オプションを有効にしてから再試行できます。」

となる。

HDDとSSD外してから試したがだめ。
Linux入れてるSSDの先頭にはEFI用にパーティション切ってたはずだけどなあと思いつつ過去の自分のブログを確認、確かにFAT32で切ってる。多分EFI用のシステムパーティションとしたはずだ。覚えてないが。
なので、ダメ元で一旦このパーティションを消去し、改めてEFI用のシステムパーティションとしてフォーマットし直す。その上でboot-Repairを試したが、駄目。

こうなるとめんどくさがりなので「それなら再インストールですな!」となってしまった。
本当はもっと原因を追求すべきなんだが、面倒なので。

boot周りがおかしいだけでデータ自体は無事なので、必要なデータを救出。普段からバックアップは取ってたし、いきなりぶっ飛ばしてもWindows側にもデータはあるのでそのまま消去しても良かったのだが、引き継げる設定はなるべき引き継ぎたかった。

KLUE3を再インストールしても良かったのだが、どうせならサポート期間がより先のUbuntu20,04ベースになるKLUE4入れるか、ちょうど今刺してるUSBの中身もKLUEだし、ということで、流されるようにインストールと相成りました。おかしい、Windows側のHDDをSSDに変えるだけの話だったのに。


話が長くなったのでここで一旦区切る。
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外付けHDDにLinuxを入れてあれこれしてます。
現在はKLUEに移行してます。

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