そうしたら一覧がでるので、合っていればOKをクリック。
海外版があるCDの場合、たまに海外版が優先されることがあるので、違っていた場合は「一覧」の右の▼をクリックしてトラックタイトルが正しいものを選択。
今度は「リッピング」をクリックすると、上のような画面が出るので、出力をクリックして設定を変える。
デフォルトではWAVで出力になるので、好きなファイルタイプに変更。
LAMEがインストールされていないとMP3で出力出来ない可能せがあるので、もし出来ないようならSynapatics経由でLAMEをインストールする。
MP3に設定した場合のデフォルトはこんなかんじ。お好みでビットレートを極限まで上げてもいいし、最低までさげてもよいかと。
あとはフォルダを指定してOKをクリックすれば、リッピング開始。
ただしファイル名は「Track01」みたいな形で出力される。
Aqualungでファイルを再生すれば、きちんとタイトルが表示されるんですけどね。
ちなみにAudaciousでも同様に、きちんとタイトルが表示される。
それでもいいんだが、出来ればファイル名も変換されて欲しかったんだよと。
ファイル名を変更するのに、「ファイルを右クリック→ファイル名を変換」で一つ一つ修正してもいいんだが、
EasyTagを使えば色々と楽。
EasyTagはソフトウェアセンターにあるので、そこからインストール。
Linuxでリッピングしたデータの場合は大丈夫だと思うが、Windowsで取り込んだデータの場合、たまにタイトルが文字化けして「豆腐」状態なことがある。Audaciousだとそこら辺平気なんだが、Aqualungはそのへんとても弱いし。
だが、このソフトはそういう状態も修正可能。
「設定」から「ID3タグの設定」を呼び出し、「ID3v2タグ」の「文字セット」を「UTF-8」に設定、その下の「ID3タグ読み込み時の文字セット」を「規格外」をクリックして、「日本語(SHIFT_JIS)」に変更。右の「ID3v1タグ」も、チェックを入れた上で「日本語(Shift_JIS)」にしておく。
これで豆腐になってるファイル名も一応読める日本語に治っている、ハズ。
それでも駄目だった場合や、今回みたいにファイル名をまとめて何とかしたい場合は、
「適当なファイルを右クリック→全ファイルを選択」の後に
「CDDBに問い合わせ」をすると、アルバム単位で検索ができる。
…出来るのだが、Kona Linux(というかDebian wheesy)でインストールされるバージョンだと、CDDBに問い合わせると、強制終了するバグが発生する。
回避方法はあるにはあるらしいのだが、ぶっちゃけ面倒。
なのでタイトル変更程度なら、ソフト起動せずに自力でやったほうが早い。ID3タグはAqualungでリッピングした時点でなんとかなってるので、EasyTag要らないんじゃないかな、きっと(適当)
…ぶっちゃけAqualung使うより、Asunderをインストールしてリッピングするほうが楽なんですけどね。
Asunderもソフトウェアセンターにあるので、そこからインストール。
ただしDebian wheesyでインストールされてるバージョン(2.2)だと、起動がものすごく遅く、CDを入れると高確率でフリーズする。
多分Kona Linux jack2.3の環境が原因か、あるいは自分が使っている環境そのものが原因かと。
というのも、Kona Linux Light2.3だと普通に起動できて、普通にリッピングできたので。
回避方法としては、バージョンを2.5に上げてやること。
ただしAsunderの公式サイトで配布されているのは「.tar.bz2」形式なので、ちょっと面倒。
なのでUbuntu用にdebファイルになったものが、
こちらよりダウンロードできるので、ここからバージョンが2.5.2となっているものをダウンロードする。
ちなみnDebian jessieでのバージョンは2.5.2。
現在の最新版は2.8らしいのだが、Debianで動作するのかわからないので、2.5.2を入れる場合も含めてそこら辺は自己責任で。
バージョンさえ上がってしまえばスムーズに起動できるし、リッピングも快適なので、自己責任で、という前提はあるけれど、個人的にはAsunderでリッピングでいいんじゃないかなと思っています、はい。
ちなみ、Kona Linux jack3.0なら、EasyTagもCDDBに問い合わせても強制終了しないので、普通に便利ですし、Asunderもソフトウェアセンターにあるバージョンは普通に使えます。はい。